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John Gibbs – Steel Funk 案内アップしました

2枚の12インチ・シングルカットに続き、本命のアルバム『Steel Funk』の案内をアップしました。
→シングルカットと書いてますが、実際はアルバムと内容全くダブり無し! ええぇぇ〜!?

さて、今回のリリースは1977年リリースと中味が随分違う(録音内容は一緒ですよ、念のため)「2014年版」という捉え方。そこでジャケットもモノクロ 一色刷りだったオリジナルをチューンアップすべく、津山吉弘先生(2Yang)に依頼。しかしさすがは津山先生、このニュアンス命で方向の難しい仕事を見 事に一発でキメて下さいました。大感謝!!
皆さん、とくとご覧あれ。

John Gibbs Steel Funk

9月新譜2W発売です

ノアルイズのNEWシングル(中央)とジョン・ギブスのLORD ECHOリエディット12″(右)9/6に無事発売しました!
(左のHair Stylisticsリエディットは先週発売)
実は「ジュベール」既に当方在庫切れで……

 

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8/29-30臨時休業

突然ですが8/29-30臨時休業します。
30夕刻には現場復帰予定です。関係者の方すんません!

ダオ・バンドンのテスト盤早くも!

先日発売エントリーしたばかり、ダオ・バンドンのLPテスト盤が既に到着している!
スムーズに進むと妙な警戒心発生し、素直に喜べない性格になってしまっていますが(くだらない経験という奴で)さて、その出来は?→もの凄くフツーでした。マトモです。スタンダードです。理由は以下。今回は長い。

今回発注した工場の使っているカッティングスタジオは2社あるらしく、少なくとも、そのひとつはマスターの音に「多少の」問題があった場合、音に制限を加え(ねじ曲げ)しカットすることが分かっている。ある日気付いた。向こうの言いぶんは「多少のさじ加減」だという。これを良心的とするか強引とするか、やってみて初めてわかる。ありがたいと思う時、何やってんだーの時。モノ次第ですね。

ステレオは針が上下左右に動く。空間を大きく使うイメージ。動き過ぎると針飛び、針での再生が追いつかず音割れ等の規制が出て再現(カッティング)出来ない。ある基準より低い帯域の逆相でも針がとぶ。

よって、過剰なステレオ位相、高域と低域の幅、音量の大小の幅は、大きければ大きいほどカッティングの敵になり、再生させたきゃ針が過剰に動かないよう、音量レベルをぐーっと下げるか、そもそものオーディオ成分の高低大小などを小さくしないといけない。テープ録音時代は、テープという素材自体、リミッター的な性質を兼ね備えていたので、音の過剰さが自然と削がれていたのであった。HDディスクで24の48ないし96みたいな現在はその規制はほぼ完全に無くなったのだった(自主規制している方は別ですよ)。今最近のオリコンをにぎわせている音楽を聴いてみれば、もう凄いのなんの。

当ダオ・バンドンのアルバムは、全て70年代録音で、せいぜい8トラックまでと思われる録音、米60s-70s初期のソウルを思わせるいなたいモッコリ感に満ちた愛らしき音源なので、非常にレコードにし易い素材といえる。担当カッターさんも気を張ることなく仕事出来たのではないでしょうかー。ダイナミックレンジも狭く(!)中域に集まった音!よって、レベルがかせぎやすく、音圧がいつもより少々高く入っていた。片面20分越えだがデッドワックスも写真のような幅。

さて、今現在の問題は、準備中のもうひとつのLP版、ジョン・ギブスのSteel Funkなのだが、これがちょっと面倒なことになっている。続きはテスト盤が出来てから!(大丈夫かなー)

Dao Bandon LP test press

陰猟腐厭のLPとT-シャツできました

いつ発注したか忘れること?ヶ月、陰猟腐厭『初期作品集 1980-82』のLP版がやーーーーーーーーーーーーーっと入庫しました。
バンドにも喜んで頂きほっと一息。只今絶賛発売中です!

そして、バンドの許可を得て、オフィシャルTシャツも作成してみました。
作ってみたら70年代の暴走族のような猛悪な雰囲気に……。
S/M/Lの3サイズございます。

※エムwebショップのみの特典がありますのでチェックcheck!

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ジョン・ギブスとノアルイズ新作のテスト盤

混み混み工場都合で9月にかたまってしまいつつある新譜3枚、ジョン・ギブスの12インチ2種とノアルイズ新作7インチのテスト盤が一気に揃った。昨夜、FUTUROとCorner Stone Barで試聴してきた。
(以下は試聴所見)

どでかいアルテックが置いてあるFUTUROでは、聴覚上では(好みで)ノアルイズの新曲が相性良し。マスタリング時に懸念していたロー側の若干の歪みも気にならなかった。これはアルテックの高中低域が分離せず混ざったせいと思われる。エアー感までばっちり再現したP社カットのリニアの高さはすごい。WAV版と聴き比べて、レベル高低以外はほぼわからない。とにかく良く「鳴って」くれて、同伴のVOXのO君も感銘。

ジョン・ギブスは特に何も感じないので良しとする。アルテックでディスコってのもね。なかなかオツなもんでしたよ。

さてサウンド・システムで有名なCorner Stone Barでは、ノアルイズは今ひとつ鳴りが悪い。相性だな。しかしここでもロー側は問題なかった。

こちらではジョン・ギブスが主役。ああだこうだとセッティング変えて聴いているうち、LORD ECHO「J’Ouvert」リエディットの本性というか意図?が見えてくる。これ、完全にこういう環境でのクラブ使用前提のものだ。幾らでも音量が上げ られる感じ。ハイが意図的に切ってあって、EQも適正で、音量上げてもきつくない。大音量でバランスが崩れない。民生用の機材でパッと聴いたぶんは案外地 味(音のこと)な印象なのだが、これにだまされてはいけない。デカい音で鳴らすと小音で聞こえてこなかった帯域の楽器が突然前面に主役で鳴り出す。音って のは不思議だ。

Hair Stylistics(中原先生)の「Trinidad」は、あらゆるEQ方向でも対応して鳴ってくれる自己主張の激しいリエディット。どこをどう聴いて もHair Stylistics。非常にクール。リミッターかコンプがきっちりかかっている風な音圧の高さも印象的だった。とにかく派手です。

「Trinidad」と「J’Ouvert」のオリジナル音源も問題なし。再現度が高かった。

3枚とも問題なくてホッとしたのが本音です。

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