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2月21〜24日開催「爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン Vol.2」のご案内

=2月21日〜24日開催=
「爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン Vol.2」のご案内


2016年11月に開催された「爆音映画祭 特集タイ|イサーン」の待望の第二回が開催されます。
エム・レコードとしても深く関わっているイベントで、映画ファン、音楽ファン、芸能ファン、そしてタイ旅行&料理好きの皆さんに満喫して頂けるプログラムを組んでおります。

メインのタイ映画ではタイ社会派映画勃興の起爆剤となった『田舎の教師(せんせい)』が満を持して登場(ハンカチをお忘れなく)。前回大好評だった『タクシードライバー』の再上映、70年代イサーンの現実を描いた『トーンパーン』、『バー21の天使』は映画関係者も注目。現代モーラムの生成とチャート攻防が一発で分かる音楽映画の傑作『花草女王』の再上映、イサーン・ポップスのスターが出演してタイ音楽ファン感涙の幻の70sイサーン音楽映画『モンラック・メーナム・ムーン』『ルーク・メー・ムーン』という本当に全部見逃せないラインナップ。

2/23には<空族DAY>として毎日映画コンクールで監督・音楽賞二冠を獲得した空族『バンコクナイツ』を制作者サイドから写した(半ば無意識の隠し撮り?)ドキュメンタリー映画『映画 潜行一千里』を上映。上映後トーク(相澤虎之介、向山正洋)もファン必見です。

最終日2/24は<モーラム・ライヴDAY>としてあの人間国宝、チャウィーワン・ダムヌーン等をタイから招いてのライブ演奏。特別にお願いしたモーラムの「型」のレクチャー(2/22)は研究者、音楽ファンともに見逃せないものになるでしょう。(※チャウィーワン先生のお歳を考えると恐らく最後の可能性大)


(以下、公式ページより転載)

『爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL.2』
http://bakuonthai2018.com/

日程:2018年2月21日(水)〜24日(土)
会場:Shibuya WWW(東京都渋谷区宇田川町13-17ライズビル地下)
主催:boid、空族、Soi48
協力:WWW、Thai Film Archive、オリエンタルブリーズ
助成:国際交流基金アジアセンター

タイの東北部、イサーン地方の映画と音楽にどっぷりと浸る4日間。
空族新作『バンコクナイツ』やアピチャッポン・ウィーラセタクンの作品の舞台ともなり、バンコクを睨みつつ外側の世界とも緩やかにつながって独自の文化を作り上げたイサーンの、その濃厚な空気をそのまま渋谷に再現!

VOL2では、前回話題となった音楽映画『花草女王』のモデルであるタイの人間国宝チャウィーワン・ダムヌーンが来日し、モーラムの特別レクチャーを。また最終日には若手ナンバー1ケーン奏者のポンサポーン・ウパニのケーンの音に乗せてチャウィーワン・ダムヌーンと同じく人間国宝のポー・サラートノーイが掛け合うモーラムに、日本唯一のピン・プラユック・バンドMONAURAL MINI PLUG、スリ・ヤムヒ・アンド・ザ・バビロン・バンド、そしてエマーソン北村が参加するスペシャルライヴを開催。

そしてSoi48セレクトによる日本初公開作や前回上映のベストセレクションのイサーン映画と空族作品の爆音上映を関係者のトークと共に。

<スケジュール>

2月21日(水)Soi48 DAY
13:50 OPEN/14:15 START『タクシードライバー』(〜16:19終映予定)
16:45 OPEN/17:15 START『バー21の天使』(〜19:30終映予定)
20:00 OPEN/20:30 START『田舎の教師』+Soi48トーク(〜22:35終了予定)
上映後トーク(Soi48)
*トークは『田舎の教師』のチケットでご覧いただけます。

2月22日(木)チャウィーワンDAY
15:35 OPEN/16:00 START『モンラック・メーナム・ムーン』(〜17:54終映予定)
18:30 OPEN/19:10 START
チャウィーワン・ダムヌーンによるレクチャー&ミニライヴ&『花草女王』上映(〜22:40終映予定)
DJ:Soi48/タイご飯:36 chambers of spice

2月23日(金)空族DAY
14:05 OPEN/14:30 START『トーンパーン』(〜15:33終映予定)
16:05 OPEN/16:30 START『映画 潜行一千里』+トーク(〜19:05終了予定)
上映後トーク(相澤虎之介、向山正洋)
*トークは『映画 潜行一千里』のチケットでご覧いただけます。
19:35OPEN/20:00 START『サウダーヂ』(〜22:47終映予定)

2月24日(土)モーラム・ライヴDAY
15:00 OPEN/15:25 START『ルーク・メー・ムーン』(〜17:29終映予定)
18:00 OPEN/18:30 STARTモーラム・ライヴ(チャウィーワン・ダムヌーン、ポー・サラートノーイ、ポンサポーン・ウパニ、monaural mini plug、エマーソン北村、ザ ・バビロン・バンド)(〜21:30終了予定)
DJ:Soi48/タイご飯:36 chambers of spice

<パンフレット>
http://www.boid-s.com/wp-content/uploads/2018/01/bakuon2018_flyer.pdf

<料金>
爆音上映(前売1回券1500円/前売3回券3600円/当日1回券1800円)
チャウィーワン・レクチャー&ミニライヴ&『花草女王』上映+タイご飯付(前売3300円/当日3800円)
チャウィーワン・レクチャー&ミニライヴ&『花草女王』上映+ご飯なし(前売2600円/当日3100円)
モーラム・ライヴ(前売3500円/当日4000円)

<前売券>
イープラス(http://eplus.jp/bakuonthai2018/)、ファミリーマートにて発売中!

※出演者については、必ず公式サイトをご確認の上お申し込みください。
※全ての回ドリンク代別/完全入替制/各整理番号順にご入場いただきます。
※前売と当日1回券及び前売3回券は2/22「チャウィーワン・レクチャー&ミニライヴ〜」と2/24「モーラム・ライヴ」には使用できません。
※前売3回券は引換券の発券となり、チケットは1枚発券されます。初回ご利用時に窓口で1回券×3枚とお引換の上、ご入場ください。
※整理券は各日、初回上映回の開場1時間前より配布します。ご覧になる上映回毎に整理券を受付にてお受け取りください。
※当日満席の場合はお立見、あるいは入場できなくなる場合がございますので、お早目にご来場して受付をお済ませください。
※現存するマスター起因により上映素材の映像・音声の状態が悪くお見苦しい作品もありますことを、予めご了承ください。

第72回毎日映画コンクールで二冠獲得!

第72回「毎日映画コンクール」で『バンコクナイツ』が<監督賞>と<音楽賞>二冠を受賞しました!

https://mainichi.jp/mfa/history/072.html

映画館に足を運んで頂いた皆様、毎日新聞、選考委員の皆様、本当にありがとうございます!「毎日コンクールは特別」という声は聞いていましたが、歴代受賞者・作品を見ればその意は一目瞭然。特にエム・レコードとしては、Soi48と共に地道に進めているタイ音楽のアーカイブ・シリーズ自体で映画に貢献できたこと、そのタイ音楽クラシックが現行の音楽クリエイター達の熱量とぶつかって、結果「音楽賞」に結びついたこと、それが誇りとなっています。タイ〜イサーン音楽を育んだ歌手、音楽家、芸人、作家、プロデューサー達に胸を張って報告致します!

http://emrecords.shop-pro.jp/?pid=113673278

新春パーティーと映画上映イベントお知らせ:1/26 & 27

1/26 & 27開催 Soi48新春パーティーと映画上映イベントのご案内


1/26、27の2日間、エム・レコード関連のイベントが2本開催されます。

1/26(金)はおなじみSoi48チームの大人気パーティー。最近はだいたい海外ゲストを招いて開催していますが、今回は昨年末に発射した『境石投げ踊り』のリリパで、俚謡山脈と大注目のクラーク内藤をフィーチャーしたドメスティック・セッション。ゴルジェとトラップが日本の民謡に出会って何かが起こる?今年どのような方向になるのか?などなどを占う実は密かに重要なパーティーになるのではないでしょうか!?!(皆さん、会場で今年の豊富色々話しましょう!)

1/27(土)は「爆音映画祭 特集タイ|イサーン」第一回で、上映後に拍手喝采が起ったというタイ音楽映画の名作『花草女王』が、2月の爆音映画祭に先駆けて上映。上映後にはBoid主宰の樋口さんとSoi48というレアな顔合わせでタイ音楽についてのトークショーもあります。見逃した方、待ちきれない方、是非お越しください!※当日は会場であのオザワ&バビロンバンド/くふき&乙津理風の出たばかりのシングルを販売予定+他にもタイ音楽いっぱいです!


1/26 (fri)  Soi48 Vol.26 境石投げ踊りRELEASE PARTY @新宿Be-Wave

=公式ページより転載=
あけましておめでとうございます。2018年最初のSoi48パーティーは先日リリースされた俚謡山脈監修『境石投げ踊り』のリリース・パーティー!ゴルジェ方面で活躍するクラーク内藤を招いてDJ+LIVEのスペシャル・セットに挑戦。KUNIO TERAMOTO aka MOPPYはSoi48パーティーの定番曲GOKCEN KAYNATANの公式再発を記念してトルコ~中東の電子音楽セットを準備。Soi48は年末年始の旅で掘った音源を中心に久々のロングセットやります!2018年のSoi48パーティーの指針とも言える新しい音楽が歌舞伎町に鳴り響く!そして今回は物販も充実!俚謡山脈がセレクトした民謡レコード、Soi48が買い付けたタイ現地グッツも大量放出予定。ご来場お待ちしております!

= SOI48 VOL.26 境石投げ踊りRELEASE PARTY =

1月26日(金) 新宿 BE-WAVE B1F
http://www.be-wave.co.jp/rental-space/
OPEN : 19:00-24:00

エントランス :
1,000YEN

※ご来場のお客様はお店にドリンクオーダーください。
※再入場可。出入り自由。

■DJ+LIVE
俚謡山脈 (MOODYAMA & TAKUMI SAITO)+クラーク内藤

■DJ
KOICHI TSUTAKI
KUNIO TERAMOTO aka MOPPY

Soi48 (KEIICHI UTSUKI & SHINSUKE TAKAGI)

Facebook page: https://www.facebook.com/events/168569243902191/

Soi48 Blog: http://soi48.blogspot.jp/2018/01/126fri-soi48-vol26-release-party-be-wave.html


1/27 (Sat)「爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL.2」プレイヴェント Soi48『花草女王』上映会@アップリンク渋谷

=公式ぺージより転載=
2018年2月21日(水)〜24日(土)にWWWにて2回目の開催となるタイ東北部イサーンの映画と音楽を特集した「爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL.2」のプレイヴェントを1月27日(土)にアップリンク渋谷にて開催!2月に来日する最高齢の人間国宝モーラム歌手、チャウィーワン・ダムヌーンを中心にSoi48がモーラム・レクチャーを行うほか、前回の爆音映画祭にて話題となったチャウィーワンが主人公のモデルともなった『花草女王』も上映。
アピチャッポン・ウィーラセタクンや空族が作品の舞台としたイサーンの独自の文化について、タイ音楽を中心に世界の音楽を紹介するユニットSoi48と爆音映画祭、boid主宰の樋口泰人がその魅力を語ります。

日時:1/27(土) 18:30 START(10分前開場)
会場:アップリンク渋谷  http://www.uplink.co.jp/
チケット: http://www.uplink.co.jp/event/2017/49748
料金:一般1800円/UPLINK会員1500円
トーク出演:Soi48、樋口泰人(boid主宰)

『花草女王』 Rachinee Dok Ya
1986年/タイ/125分/デジタル監督:スラシー・パータッム
脚本:スパルーク・クライルーク
音楽:ポンサック・チャンタルッカー
出演:プロームポン・ノッパリ、チャウィーワン・ダムヌーン、トーンカム・ペンディー
提供:SF Cinema City  © Suwat Thongrompo

モーラム楽団をコンテストで優勝させるためにバンコクの青年とイサーン人達が知恵を絞り伝統音楽を進化させる音楽映画。社会派映画と異なりバンコクとイサーンの格差、都会と田舎の文化の違いを面白く軽快に描いている。『モンラック・メーナム・ムーン』で監督をつとめたポンサック・チャンタルッカーが音楽を監修し、臨場感あふれる当時のライヴの様子、スタジオ風景が映っている。そして伝説のモーラム楽団、ランシマン楽団のチャウィーワン・ダムヌーンとトーンカム・ペンディーがコンビで出演。バンコク青年にモーラムの基礎を教え込むために様々なモーラムの型を披露するシーンはこの映画の見所だろう。製作された86年から現在に至るまでイサーンの野外映画やお祭りで上映され、娯楽を愛すイサーンの心をつかんだ人気作。単純で解りやすいストーリーは心地よさ200%。

※現存するマスター起因により上映素材の映像・音声の状態が悪くお見苦しいことを、予めご了承ください。

Soi48(KEIICHI UTSUKI & SHINSUKE TAKAGI)
旅行先で出会ったレコード、カセット、CD、VCD、USBなどフォーマットを問わないスタイルで音楽発掘し、再発する2人組DJユニット。空族の新作映画『バンコクナイツ』にDJとして参加、EM Recordsタイ作品の監修、『爆音映画祭タイ|イサーン特集』主催。 フジロックや海外でのDJツアー、トークショーやラジオなどでタイ音楽や旅の魅力を伝えている。その活動の様子はNHKのTV番組にも取り上げられ大きな話題となった。CDジャーナル、boidマガジンにて連載中。 英Wire Magazineにも紹介された、『Soi48』というパーティーを新宿歌舞伎町にて不定期開催中。Brian Shimkovitz(AWESOME TAPES FROM AFRICA)、Zack Bar(FORTUNA RECORDS)からモーラム歌手アンカナーン・クンチャイ、弓神楽ただ一人の後継者、田中律子宮司など個性的なゲストを招いてのパーティーは大きな反響を呼んでいる。タイ音楽と旅についての書籍「TRIP TO ISAN :旅するタイ・イサーン音楽ディスクガイド」好評発売中。
http://soi48.blogspot.jp/

樋口泰人
1957 年山梨県生まれ。映画批評活動を経て、単行本、CD などを製作・発売するレーベル「boid」を98 年に設立。04 年から、東京・吉祥寺バウスシアターにて、音楽用のラ イヴ音響システムを使用しての爆音上映シリーズを始め、「爆音映画祭」は現在も全国的に展開中。著書に『映画は爆音でささやく』(boid)、『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)。最近の主な配給作品に『地獄の黙示録劇場公開版』『地球に落ちて来た男』『PARKS パークス』『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』など。
<boid>http://www.boid-s.com/
<爆音映画祭>http://www.bakuon-bb.net/